2021-01-01から1年間の記事一覧
BSプレミアムで再放送中の『マー姉ちゃん』。朝ドラで明るく楽しい方の代表作といえばこれだよな、と再確認しています。 一番の要因は熊谷真実本人がとんでもなく明るくて、演出方針が熊谷真実そのままでいけだったから。熊谷真実、18歳年下の書道家と結婚し…
『カムカムエブリバディ』、これまでの朝ドラにはない高速展開が話題です。 三代百年の物語という企画を聞いたときから、ある程度予想はできました。 『おちょやん』と同じ全115回とすると1回あたり平均0.87年進めなくてはいけない。第4週終わりの20回で昭和…
気仙沼に戻った『おかえりモネ』。 戻る前に明日美(恒松祐里)には「なんでみんな戻っちゃうんだろ?」といわれ、戻ってきても亮(永瀬廉)に「なんで帰ってきたの?」。地元のためにという理由に対し「きれいごと」とまでいわれてしまいました。 ドラマ、それ…
『おかえりモネ』のヒロイン職業は気象予報士。気象予報がメインのドラマは少ないですが、まったくないというわけじゃない。歴史を振り返ってみましょう。 前史的存在は、新田次郎の小説が原作の『芙蓉の人〜富士山頂の妻』。明治25年、日本の気象予報を正確…
気仙沼・登米から東京へ舞台を移した『おかえりモネ』。これで忘れ去られんじゃないかと心配なのが、語りが牡蠣に転生した死んだ祖母(竹下景子)であるという設定。第一話で明かされたときは衝撃でしたが、その後はたまに牡蠣であると言ってますが、それほど…
昨年10月期の『#リモラブ』がマスクをつけまくり、がっつりコロナ禍を描いたことを話題にしました。 dramakuro.hatenablog.jp 個人的には好きな作品ですが一般的にはヒットとはいえなかった。その影響かコロナ禍を描くドラマはなくなりました。翌2021年1月か…
NHKが特撮ヒーロードラマ『超速パラヒーロー ガンディーン』を放送開始。 www.nhk.jp かねてよりNHKの中には特撮好きがいて、『ウルトラマン』か『ウルトラセブン』をリメイクしたいけど既存のキャラクターものは商業利用のからみで難しい。だからそうじゃな…
近年の朝ドラで合格点とされるのが世帯視聴率20%。『エール』まではこの線を越えていましたが、『おちょやん』は日別の最高視聴率で到達することはなく、『おかえりモネ』も最初から苦しくなってきました。このことに関して原因から「内容が良いからいいんだ…
上白石萌音が2021年下期朝ドラ『カムカムエブリバディ』三世代ヒロインの一人に選ばれ、続いて妹の萌歌が2022年上期『ちむどんどん』ヒロインに決まり、朝ドラ姉妹リレーのニュース。 www.sanspo.com と思ったら前田旺志郎が『おちょやん』で藤山寛美がモデ…
深田恭子が適応障害のため活動休止を発表。7月からのフジ系木曜22時枠連ドラの主演予定がキャンセルされたため、フジテレビは代役探しに追われることになりました。 かなり急いだようで、2日後には早くも比嘉愛未になることが発表に。 news.yahoo.co.jp 代役…
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』。覆面少年マンガ家のヒロイン、唯月巴(麻生久美子)。そのコミック作「SEIKAの空」の雰囲気から見て、『鬼滅の刃』の女性作者・吾峠呼世晴をイメージしているんだろう、と思っていました。ペンネーム…
視聴率としてはもう一つだったものの、終盤盛り上がった『おちょやん』。最初から懸念されていた「浮気されて離婚するエピソードをどう描くのか」ということに真正面から取り組み、テーマとして昇華した展開が見事でした。 最終回の劇中劇「お家はんと直どん…
近年の朝ドラは世帯視聴率が20%が当たり前で、20%切ると逆にニュースになる、というレベルでした。しかし現在放送中の『おちょやん』は20%超えたことがまだなく、それがニュースにもならないことが逆の逆でニュースになっています。 news.yahoo.co.jp 終盤に…
主だった伏線を回収して見事に終わった『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』。『エヴァ』といえば謎をはらんでいつまでも終わらない物語の代表作だっただけに180度の方向転換です。 思えば平成は『エヴァ』の影響か、終わらないはなしが多かった。テレビドラマ…
フジテレビのアガサ・クリスティ原作・三谷幸喜脚本・野村萬斎主演のシリーズ第3弾『死との約束』が放送されました。 www.fujitv.co.jp 『アクロイド殺し』が原作のシリーズ前作『黒井戸殺し』はあの有名な原作を知らない人といっしょに鑑賞。犯行が行われた…
www.nhk.or.jp 昨年秋にあった、多部未華子『これは経費で落ちません!』続編ドタキャン?問題。そんなに問題か?という記事を以前、書きました。 dramakuro.hatenablog.jp そして元の女性自身の記事で NHKの大混乱は事情説明ばかりではない。 「来年4月の放…