俳優の結婚ロールモデル唐沢寿明・山口智子
志田未来が一般男性と結婚、というニュースを聞いて三点考えました。
- 安達祐実も子役イメージから脱したのはカメラマンである二度目の夫と交際したあたりだし女優業的にもいいんじゃない?
- そういえば所属事務所の研音はあまりタレントの結婚を反対しないような。
- 同じく研音は俳優同士の結婚が多いような。
一点目はいいとして二、三点目を掘り下げてみます。
研音、80年代は全盛期の中森明菜も所属するなど歌手メインでしたが、90年代以降、山口智子、唐沢寿明、反町隆史、竹野内豊のブレイクにより俳優メインにシフトしていきます。
研音所属中に結婚した主な俳優のパターンを見てみます。(カッコ内は共演ドラマ等)
所属俳優同士
他事務所俳優と(先に書いたほうが研音所属)
- 仙道敦子・緒形直人(西郷札)
- 反町隆史・松嶋菜々子(GTO)
- さくら・田中圭(まっすぐな男)
- 菅野美穂・堺雅人(大奥映画版)
- 市川由衣・戸次重幸(おわこんTV)
- 榮倉奈々・賀来賢人(Nのために)
- 水上剣星・野波麻帆(結婚前の共演なし)
- 山崎育三郎・安倍なつみ(ミュージカル「嵐が丘」)
ドラマ制作スタッフと
俳優以外の著名人と
一般人と
するするといわれながらまだ結婚していない
なぜそうなるのか。所属俳優の唐沢寿明・山口智子の結婚がうまくいってロールモデルになったんでしょうか。
結婚したのは山口智子が『29歳のクリスマス』『王様のレストラン』の後で『ロング・バケーション』の前という絶頂期。『ロンバケ』の後、ピークアウトしてこの後はCMメインでの活動。下手なドラマ・映画に出てコケるとイメージが下がりますが、出てなければその心配はない。一方の唐沢寿明は事務所のエースに成長できたと。
また人気俳優が多いから、一人結婚しても経営への影響が少ない。
それに他事務所俳優との結婚の場合、事務所の力関係から相手側事務所も反対しにくい、ということもあるでしょう。この件の例外が押尾学・矢田亜希子。矢田亜希子側の事務所が反対したといわれ、押尾学は研音をやめて結婚。その後いろいろあって現在に至る。
そして最大の例外はともに研音所属だった絢香・水嶋ヒロ。ここまでの例をふまえると、あそこまでこじれたのはよっぽどの理由があったんじゃないか、という気がします。