復活したクリスマスドラマには前触れがあった
やや書くタイミングを失しましたが、長年追いかけてるクリスマスドラマ。
前回書いたのは2016年、『逃げるは恥だが役に立つ』最終回が12月20日だけど、クライマックスがクリスマスに向かってなかった時。「もはや連ドラではクリスマスドラマは成立しないのでしょうか」と締めています。
ところが今年、『姉ちゃんの恋人』『この恋あたためますか』『#リモラブ』の三作が22日(火)、23日(水)の最終回でクリスマスがクライマックスになり、突如として完全復活。
復活の要因として2つか3つ考えられます。一つはTBS系火曜ドラマが1月の『恋はつづくよどこまでも』と7月からの『私の家政夫ナギサさん』と2つヒットさせてお仕事と恋愛をからめる路線が軌道にのったことと、コロナ禍により人の関係性や距離が変わったこと。
それに近年のドラマで主流だった刑事ものと医療ものですが、医療ものがやりにくくなって恋愛ドラマが増えたということ。最後のは間接的なので要因は2.5個というところでしょうか。
ところで前触れとしては昨年の『モトカレマニア』はクリスマスツリーの前で二人が結ばれるというクリスマスドラマでした。ただまったく話題にならず。
なにぶん平均視聴率4.4%、最終回視聴率は初回はおろか最終回一つ前の視聴率よりも低いと盛り下がってます。それに最終回放送が12月12日とクリスマス本番より約2週間早いというのもピンとこないところ。
やはり勢いがないと盛り上がりませんね。