ドラマ・クロカイブ

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NHKは『これは経費で落ちません!』の続編をつくりたいのか

『私の家政夫ナギサさん』がヒットし、評価のあがる多部未華子ですが、その一方でネガティブな話題もでてきました。

news.yahoo.co.jp

女性自身発の記事で、ヤフーニュースのトップにも出たことから広く知れ渡りました。
昨年、NHK総合で放送されヒットした『これは経費で落ちません!』の続編の企画が進んでいたのに、多部未華子サイドが「作品の世界観を大事にしたいので、前作と同じキャスト・スタッフで臨みたい」という約束だったけど同僚役の一人が出演できなくなって降板したというもの。

その一方で

biz-journal.jp


は「そもそも出演OKといっていないんじゃないか」とたまにある話だとして、情報リークしたのはNHK側関係者か仕事がほしい別の共演者方面か、と疑問を呈しています。

情報の出どころについては他にも疑わしい筋は複数考えられますが、あくまで想像なので書かないでおきます。それよりこのニュースを見て気になったのは「『これは経費で落ちません!』の続編をNHKは作りたいのか?」ということ。

というのも昔のNHKは3シリーズつくった『夢千代日記』など名作の続編は多くありましたが、近年は時代劇はともかく現代劇ではあまりありません。

ここ10年間を振り返ってみます。『これは経費で落ちません!』と同じドラマ10枠では上戸彩飯島直子主演『いつか陽のあたる場所で』で後日談スペシャルはありましたが連ドラの続編はなし。
土曜ドラマだと三上博史主演『実験刑事トトリ』第2シリーズがありました。
あと朝ドラの続編『ひよっこ2』が30分x4話で制作。
BSプレミアムまで広げるとそこそこありますが、ほとんどNHKと外部制作会社の共同制作パターン。

 

( )内は制作会社。

NHKエンタープライズは関連会社なのでほとんどNHKですけど、それを含めてもNHK制作では現代劇の続編はあまりありません。

それに朝ドラと大河ドラマについては視聴率を気にしてますけど、他のドラマについてはあまりに低いのはともかく、視聴率よりは内容を重視しているんではないかと思います。
たとえば緊急事態宣言で『ディア・ペイシェント』が放送できない穴埋めは『アシガール』。視聴率を気にしているなら『これは経費で落ちません!』が最適だろうけど、評価は高かったけど土曜18時台の放送であまり見られなかった『アシガール』を出してくるのがNHKらしいところです。

 

ということを踏まえるNHKはそこまで続編にはこだわってなく、確実に仕事を受注したい外部制作会社の方がやりたいんじゃないでしょうか。
そして『これは経費で落ちません!』の制作も日本テレビ子会社であるアックスオンで、NHKよりこちらのほうが主体ではないかという気がしますね。