ドラマ・クロカイブ

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『川は泣いている』in『やすらぎの郷』

9月6日放送『やすらぎの郷』第113話は九条摂子(八千草薫)の死にからめて、ドラマ『川は泣いている』のことがでてきました。『やすらぎの郷』では、現実のはなしを元にしていてもだいたい仮名を使うのですが、『川は泣いている』はめずらしくそのまま。倉本聰脚本でテレビ朝日系の放送と同じなので、気を使わなくてもいいからでしょうか。

 

『川は泣いている』のあらすじは
葬儀屋社長(岩城滉一)の弟(東幹久)は大学受験に失敗し葬儀屋を手伝うことになる。しかし兄から4月までの間、大病院の食堂でバイトするようにいわれ、さらに食堂の電話があるパターンで鳴ったら家に連絡するように、と謎の指示をだされる。実は食堂の電話は病院に勤務する兄の愛人(いしだあゆみ)からの「もうすぐ人が死ぬ」というサインであり、それを聞いて葬式の営業に出かけるのであった。また同じ病院に大歌手(タイトルと同名の主題歌を歌う堀内孝雄)も入院していて、その容態もマスコミの注目を集め……
というもの。


病院と葬儀屋を舞台に、生と死をテーマにした倉本聰らしい好きな作品です。ただ、あまりヒットとはいえなかったような。放送年が1990年、トレンディドラマ全盛期だったからでしょうか。
DVDや動画サービスで見られるところはなさそうですが、CS,CATVでたまに流れます。

 

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