さすがジャパネットたかた
BSテレ東で2月20日(木)17:58から始まった『マニアックな人々』。
初回のテーマが「時代劇にすべてを捧げた愛すべき人たちへ」ということで見てみました。
MC松尾貴史でゲストに松平健、京本政樹。ゲストの時代劇トークをまじえつつ、紹介されたマニアックな人々は
食料品店の時代劇村
店主がちょんまげ姿の洋食サムライ
散髪屋さんの小阪城
1/23のミニ姫路城
時代劇映画を自主制作
ここまではありそうな企画だけど、ちょっとおかしいなと思ったのはこれを伝えるリポーター「ジャパネットたかた入社二年目、新人MCの西川由梨乃です!」
えっ、と思って調べるとこの番組、スポンサーだけじゃなく制作もジャパネットたかた。自社スタジオを持っているだけにこんな番組も制作できるのか。いや、待てよジャパネットたかたがこのまま終わるわけない、だいたいこの番組、途中にCMが入ってない。
見守っていると2時間番組が90分で終了。残り30分ではじまったのは「長谷川伸シリーズDVD-BOX」のテレビショッピング。やっぱりか。
『長谷川伸シリーズ』東映制作で1972〜1973年にNET(現・テレビ朝日)系で放送された一話完結の時代劇。鶴田浩二主演「沓掛時次郎」、勝新太郎主演「一本刀土俵入」など股旅ものを得意とした長谷川伸の小説群をドラマ化したもの。
今でも芝居になることが多い長谷川伸作品、これを見ておぼえました。
2010年にDVD-BOXがつくられた「幻の作品を1000枚限定受注生産」といっているけどAmazon見ると10年前の在庫がまだある。
www.amazon.co.jp
それが84300円(税込み)で、今回が33000円(税込み)。東映ビデオでは37600円(税別)だから、ジャパネットに連動して下げたか。
番組を撒き餌にしてDVDを売るというのはさすがジャパネット。きっと1000枚売り切るんでしょう。
2回め、2月27日放送のテーマは「家電」。北海道の掃除機マニア少年が出てきて、日立の工場に見学。テレショップはもちろん日立の掃除機と炊飯器、わかりやすい。
3月の番組表を見ると次の放送予定はなし。果たしてこのまま続いていくのか?続くとしたらどんなマニアックな人々とそれに連動した商品が出てくるのか?