ドラマ・クロカイブ

AllAboutドラマガイドが書ききれなかったことをつづります。

近ごろ気になる太田緑ロランス

まずは4月8日の『怪盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』でフランス人宝飾デザイナー役で登場。フランス語をしゃべり日本語もナタリー・エモンズ(トリバゴ姉さん)よりうまい女優さんは誰?と調べました。舞台で活躍していて、NODA・MAPで十八代目中村勘九郎野田秀樹と三人芝居した実績があるのか。

太田 緑 ロランス - ALPHA AGENCY|アルファエージェンシー

 

natalie.mu

 

続いて『半分、青い。』で裕子(清野菜名)「5分待って」の担当編集として登場。ただし裕子全盛期があっという間に終わってしまったので見せ場はなし。

そして『限界団地』で謎の老婆・東加代子(江波杏子)の若い頃として登場。6月30日放送の第4話は老婆の謎が明かされる回。サイコサスペンスの『限界団地』ですが、江波杏子の若い頃が太田緑ロランスというのは絵的にすごくホラーでした。

 

このちょい役だけど立て続けに目立つのは出たての吉田羊を思い出します。
吉田羊が売れ始めたのは2008年の朝ドラ『瞳』に出演したのがキッカケ。これを中井貴一が見て気に入って自分の主演ドラマ『風のガーデン』に出てもらう。さらに中井貴一三谷幸喜に紹介して2009年の東京サンシャインボーイズの復活公演に出演。ここからドラマ出演が増えてきます。
個人的に名前を覚えたのは向井理主演の『傍聴マニア09裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜』の準レギュラーから。「地裁のクールビューティー」と呼ばれるやり手美人検事役で「そういえば、この人、よく見るな」と気づきました。その後、2012年の朝ドラ『純と愛』で感情を出さないホテルマンでブレイク、2014年の『HERO』で再び検事役で大ブレイクし現在に至ります。

 

太田緑ロランス、出演量は昔の吉田羊には及ばないもののブレイクしそう。ハーフ顔なので最初は役柄が限られるでしょうが、視聴者が慣れれば問題ない。『純と愛』の日比ハーフでヒロインの兄嫁役がドラマデビューの高橋メアリージュンも当時はおなじ悩みがあったそうだけど、いまや普通の役をやってます。
ベッキーも『くノ一忍法帖』で時代劇主演してるし。