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ドラマ・クロカイブ

AllAboutドラマガイドが書ききれなかったことをつづります。

『よーいドン』にはモデルがあった?

連続テレビ小説

朝ドラヒロインの高齢問題」で

それから1982年の『よーいドン』みお(藤吉久美子)は推定70才前後。

とぼやかしてかいたので、ハッキリしたことを確認したくてNHKアーカイブスで第一週と最終週を見てみました。
結果、初回が昭和二年で高等女学校の三年生、最終回時点では71才。そば屋の女将を引退させられたところで、大阪城築城400年を記念して秀吉の生まれた名古屋からのマラソンにチャレンジし、大阪城にゴールするところで終わり。最終回はほぼ総集編だったのでストーリーもだいたい思い出しました。

 

そんな中、テレビで有名うどん店・道頓堀今井の社長が店の歴史を語っているところを見て、ここが『よーいドン』の嫁ぎ先のモデルではないかと気がつきました。

『よーいドン』は女子マラソン人気(1979年に東京女子マラソンが始まり、1984年のロス五輪で正式種目に)を背景に、ヒロイン・みおは陸上競技の才能を見出されて、人見絹枝の後継者との期待を受ける。しかし、株仲買商の父親が大暴落で破綻。道頓堀の芝居茶屋・梅川にお茶子として働くことに。梅川の一人息子、時田英一(曾我廼家文童)は家業よりジャズに夢中。なんやかんやあって二人は結婚、しかし芝居茶屋は下り坂、またなんやかんやあって戦後、そば屋として成功。

 

道頓堀今井の方は江戸から明治にかけて芝居茶屋を経営。大正に入り、道頓堀はジャズが
流行したのを見て楽器店に業態変更し成功。しかし空襲で焼けて、戦後うどん・そば店に。現社長の祖母の味がうけて大繁盛。出汁やきつねうどんの揚げなど味は現在も受け継がれている、とそっくり。

 

朝ドラでは「モデル」と発表されなくても、モデルがいる場合があるのでそのパターンの一つでしょうか。

 

www.yoimachiyanagi.net

 

ちなみに夫役の曾我廼家文童は『べっぴんさん』で坂東家の執事、コケてよく記憶をなくす忠さん役で出演中。松竹新喜劇出身でNHK大阪制作の朝ドラでは『純ちゃんの応援歌』『てるてる家族』にも出演しておなじみ。『よーいドン』での家業をかえりみない若旦那ぶりはうまく、個人的には映画『細雪』1983年版での桂小米朝(現・米團治)と並んで印象に残っています。